会話の下ならし / 達人の会話術

好意を持ってもらえば会話はスムーズに進行

「顔を出す」・「自己重要感を満たす」

顔を出す・顔を覚えてもらう

  • 何度も通う
  • 話せなくとも顔を見せる
  • 警戒心を解く
  • 自分に対する慣れを生み出す
  • 定期的に自分の顔を見る事を当然の事のように思い込ませる

初対面の相手に通用するものではありません。
ただ、会話の場での流麗は話し方によって相手の心を溶けさせる事は大変難易度が高いものです。
一般的な方にとって最上のものと思える術は、会話の場に臨む以前に発揮される術となります。
例え流麗で好感が持てる話し方を身に付けたとしても、慎重な方が多い仕事の世界ではどこかでブレーキが掛かります。

「ザイアンスの法則」「熟知の法則」などで知られる、顔をみせておく事の大切さは誰もが実感としてつかんでいるものです。
会話をする事の目的は、会話の内容を相手に印象付けて同意してもらう事であって、会話をする事自体が目的ではありません。
回りくどいように感じる技ですが、会話ができた時に引き出す事ができる相手の反応が違ってきます。

自己重要感を満たしておく

  • 「重要人物であるあなたと話したい」という気持ちを伝える / Important
  • 「あなたと話す事が自分にとっては必要な事だ」という気持ちを伝える/  Necessary
  • 「あなたはすごい人だ」という気持ちを伝える / Great

会話をしてもらうためのアポイントを取る際などに特に有用な技です。
褒める・賞賛する技術には危険が一杯です。
特に人前で褒められると、バカにされたような感覚が伴ってしまい逆効果になる場合が少なくありません。
褒める行為には、目上の方が下の者に与える言葉によるご褒美といった風情があります。

しかし、褒められる事が大好きなのが人間の性です。
自分や自分が行った仕事を賞賛してくれる相手に対し、少なからず良い印象を抱くのが普通の人です。
いざ会話の場に至った際にも、「自分を賞賛してくれている → この人の期待を裏切れない → 期待に応えてあげたい」などと考えてしまうものです。
会話を希望する事の目的が何かを売り込む事であっても、積極的に聞いてあげようとする意識が働きやすくなります。

他の人が聞いていない電話において、「何故あなたの事を重要だと思うのか?」 を自然な感じで並べる事でアポイント成功率が高まります。

まとめ

「会話術」とは言っても、会話の場だけで発揮される技術ではありません。
会話の場に至る以前の下ならし・下ごしらえが重要です。
好感を抱いている相手とそうでない相手では、相手が展開する会話に積極的に協力しようとする意識のレベルが格段に変わります。
過度の期待は迷惑な行為となりますが、自分を好いてくれている人が取る行動がどんなものであるのかは普通の人であれば分かっています。

「好意の返報性」と言われるように、人の好意には好意で返す人が多い事が知られています。

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