プレゼンテーション Presentation
- プレゼンテーション
- 伝えたい事や同意を得たい事柄に関し、話す内容や話の構成、話し方や表現の仕方、話の魅せ方に工夫を凝らして説明を行う場やその行為そのもの
- プレゼント
- 贈り物 / 差し出す・届ける / 現在 / 表現する / そこに居る
人前で話す事や自分の考えを表明する事の人生のおける重要性を事あるごとに叩き込まれて育つ人達と、そうではない日本人の間には話す事に関して大きな能力の差がついているとされています。
言葉によらずに様々なものを洞察する能力に優れる日本人が、「話す」「表現する」能力を身に付ければ、世界最強の交渉人集団になり得るとされています。
プレゼンテーションの場は、会話術(話の内容・話の構成・話し方)として必要な要素の全て含んで必要とされます。
総合的な表現技術を理解して習得を目指すならば、『プレゼン技術』として広く認識されるようになっている知識や情報群を学ぶ事が近道です。
今その場に居合わせる人の心に伝えたい事を届け切る行為であるプレゼンテーション技術の構成要素は、美味しいおにぎりに例えられます。
- 内容そのものやその表現の仕方を表すコンテンツ
- コンテンツを分かり易く順序立てるストラクチャー
- 心に届く確率を高め印象強く残すためのデリバリー
各ステップを理解して体系的に学ぶ事が効率的な技術向上に役立つとされています。
コンテンツ
- 話の内容・主訴そのもの
- 聞き手が誰であるのかを明確に想定した上で 「話を作り込む」
- 話の内容を分かり易くするための語句選択
- 話を面白くするための装飾技術
- 話を補完する機器や表現方法の選択
伝いたい事が明確でなければ何も伝わりません。
主訴を明確にし、相手が誰であるのかを把握し、相手が心を動かすであろう内容に加工して話を作る段階
ストラクチャー
より分かり易く、印象深く表現するための会話構成を作る段階
デリバリー
- 身振り・手振り
- 声の強弱・高低・
- 姿勢・服装・視線・表情
プレゼンテーションの場において、「コンテンツ」を「ストラクチャー」に従って表現する最終的な表現段階。
プレゼンテーション関するいろいろ
- 予告・告知
- 物事に集中する行為は、全身の感覚を使って行われるものであるため、話し手側の希望ほどには継続しない事が一般的。「〇〇と△△についてを話します」「これから□□について■分程で説明します」など、意識的にイントロダクション的な部分を織り交ぜる
- 簡潔
- 装飾表現過多や長ったらしい説明は急速に興味を失わせる事が多い
- 要約
- 簡潔に一まとまりの下りごとに要約確認を行う
- 前後への動き
- 身振りや手振りに関する左右の動きは、平面的でスピード感を感じさせないものであるため、ダイナミックさや積極性を印象付ける前後への動きを追加する
- 意外性
- プレゼンソフトを用いた「キレイなプレゼン」には慣れが生じている。準備時間の節約にもなるため、時には手書きの大きな図表を用いる事で一味違った印象を与える
- 最後
- 最後に残す印象が大変重要であるため、スライドを使用した際は必ず電気を付け、笑顔で肯定的な表現を用いて締めくくる
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