決まり事・ルールを作る
賢人の結婚生活術

結婚生活の賢人が推す夫婦円満の技

決まり事・ルールを作る事で夫婦の鮮度を保つ

結婚生活のルール作り

結婚生活にマンネリ・閉塞感を感じた際には、共有物を作り出す事が効果を発揮するとされています。(結婚生活自体そのものが、『共有物を作り出していくもの』とも言えますが)

  • 子供を作る
  • 旅行に出掛けて共有の思い出を作る
  • 同じ趣味を持つ事で時間を共有する
  • 何かしらの秘密・苦労を共有する

たとえ夫婦お互いが同じように感じる事がなくとも、『時間』『空間』『事実』を共有する事で、連帯感や親近感が自然に高まるとされています。
そんな中で、一番効果が高く、一定の持続性を持つものは、子供を作る事ですが、経済状態や年齢、住宅事情を考慮すれば、せいぜい2〜3回が限度となります。

少し幼稚な印象を抱くものですが、お金や時間を必要とせず、頭や心の中にあるものを言葉にするだけで出来るものが、『ルール作り』です。
自分達で決めた(決めたと思い込まされている)クラスのルールを、小学生が積極的に守る事はよく知られています。
会社においても、自らが口にした目標には責任や義務、使命感を持ち、主体的に仕事に取り組んだ経験があるはずです。
定期的にあるいは、マンネリを感じた際に、夫婦の決まり事(ルール・約束・目標・宣言・交換条件etc)を話し合い、それをお互いが守り合う事で連帯感や親近感が高まります。

決まり事・ルール作りの効用

既に関係が冷え切った夫婦(会話が皆無・家庭内別居etc)には効果がありませんが、そんな関係にならないためには効果が高いものです。
何よりも、『会話のきっかけ』『会話の大義名分』をもたらしてくれる事は、思いの他大きな意味を持ちます。
何かをきっかけに夫婦仲が冷えていく事が一般的と思われがちですが、離婚経験者の話しを聞くと、「なんとなく」「知らないうちに」が出発地点である事が非常に多い事に気が付きます。
『なんとなく会話をしない間に会話の必要性が薄れ、意を決しないと会話をする事ができなくなった』など、知らず知らずの間に会話が出来ない体質が出来上がってしまいます。
どんな内容でも構いませんが、相手の対して不満に思っている点について、以下のように交換条件を出す事もその一つです。

  • 「今度こそダイエットをやり遂げるから、タバコを辞めてみて」
  • 「3ヶ月間一緒にウォーキングができたら、お互いが欲しいものを買おう」
  • 「あなたのサーフィン姿を見る時間を作りたいから、子育てを手伝って」

相手に対して不満に思っている事について、一方的な要求を繰り返すのではなく、「自分も我慢するからあなたも・・」「二人で頑張ろう」といった、三方一両損的な考えは、納得性が高く、思いやりや自分に対する興味を失っていな事も感じられ、連帯感やゲーム性が感じられるものとなります。

決まり事作りの心得

何事にも決まり事を作る事は息が詰まります。
本来は安らぎを求める場である家庭において、契約や約束を始終感じてしまう事にはデメリットが多くなります。
「相手が約束を破ったから自分も」「そっちがその気なら・・」などとなりかねません。

期待し過ぎない、大目に見る大らかさがあってこそ有効

夫婦仲が悪くなってしまえば、何もできなくなります。
所詮他人同士ですから、何かしらの努力がないままに、いつまでも仲良く居られるはずはありません。

仲が悪くない時期に始めてこそ有効
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