よく使うフレーズから心理を読む
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よく使う言葉から心・性格を読み取る

使用する言葉から性格や心理を読み取る

「言葉はその人を語る」と言われるように、使用する言葉やフレーズ、話し方は、その人の人となりを雄弁に語ってくれます。
自分を装う事を意識していない普段の言葉からは、基本的な性格や対人態度。
意識的に自分を装っている場合には、その人が理想の姿と考える自己像をうかがう事ができ、考え方や物事への態度を知る事ができます。
人は、成長の段階を経ていく中で、一番心地良い話し方や言葉を身につけ、『ここぞ!』という場面では、「こうありたい自分」「好印象を与えるであろう自分」を表現する話し方や言葉が使えるようになります。
代表的な『ここぞ!』の場面である恋愛において、意識あるいは無意識的に使用する言葉や話し方、話題やフレーズに注目する事で性格や心理を読み取り、上手な恋愛に活かす事ができます。

 「そうだね」「よかったね」 −優しく同意を示す−

どんな内容の会話であっても、「そうだね」「良かったね」「大変だったね」など、自分の話しに同意や共感を示してもらう事は嬉しいものです。
興味を示して吸い取るように話しを聞いてくれ、「いつでもあなたの味方だよ」といったメッセージを感じる事ができます。

多くの場合に優しく同意を示してくれる人は、少し上から目線で相手の事をとらえている場合が考えられます。大好きな自分の子供を優しくあやす親の心境に似たものです。
親がその子供に対して優しく肯定してあげるのは、「自信をつけさせたい」「気分よくさせて黙らせておきたい」「親のあるべき姿を果たしたい」などを目的としているのと同じく、「気に入られたい」「嫌われたくない」といった心理が働いています。
自分に対する気持ちを確認する意味では良い傾向のものですが、何らかの下心が働いている事も容易に想像できます。

注意点
「優しさには理由がある」

 「可愛い」「カワイイ」を連発

目にしたものの中で少し気を惹かれた対象(もの・人・行為)を評する際に使用される女性の言葉ですが、周囲に影響を受けて流され易い性格である事、一定の順応性を備えている事がうかがえます。
感情的で短絡的な、分かり易く可愛らしい人間性を備えている事も推察できますが、「守ってあげたい」「面倒をみたい」「保護したい」といった母性を強く備えている人の中には、強い嫉妬心を隠そうとせずにむき出しにする人が多く存在します。

注意点
嫉妬心・拘束

 「マジギレ」「ブチギレ」 −負の感情を表現−

何らかの事実を伝える際、同時に内面に抱いた負の感情(怒り・苛立ち)を分かり易く表現する際に使用される言葉です。
「自分が抱いた感情も含めて全てを知ってもらいたい。報告したい」「正確に伝えて共感して欲しい」といった、少し迷惑なサービス精神が働いている事がうかがえ、『キレタ後にどうしたのか?』に対する具体的な行動・答えが無い場合は、気弱な口だけ人間である事が推察されます。

また、「キレた」「むかつく」などで話しを終らせてしまい、何かを辞めた事ややらない事の正当な理由であるかの如く捉えててしまう人は、『一つ一つステップを踏んで積み上げていく』といった行動様式を苦手とします。

着目点
「キレタ」後の具体的行動の有無

 「私って・・」「俺って・・」 −自分を解説−

「私ってキレイ好きな人じゃない」「俺って正義感が強いタイプだから」「自分は暗い人間だから」・・など、聞かれてもいないのに自分の人間性や性格を説明しようとする人は、
「自分を知ってもらいたい」「自分の存在を印象付けたい」「自分の悪い所が分かっている人間。控えめな人間。他に良い所が一杯ある人間」といった自己アピール的な心理。
「自分の全てを受け入れて欲しい」といった積極的な関わりを臨む意思を読み取る事ができます。

また、「自分のここを承知の上で付き合うか否かを決めて欲しい。後で文句を言わないで欲しい」といったメッセージを含み、触れた事柄を原因として上手く行かなかった恋愛が過去にあった事、その事を気に掛けている事が推察できます。

着目点
自己否定的な自己解説
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