「残業せずに前業」
賢人の仕事術

自分追い込み型の仕事術を検証

「残業はするな」・「早朝出勤せよ」

どんな仕事術?

  • 残業はしない
  • 残業をするとだとだらだらと非効率なものになる
  • 残業する必要があるなら始業時間前に出社して『前業』を行う
  • とにかく早く退社し早く出社すれば何とかなる。効率的な仕事を実感できる。
  • 成功や成功による自由は『前業』によってもたらされると心得る

注意点

  • 朝の時間帯は頭の回転が早くなり、始業時間という締め切りがあるため、集中力が発揮され易くなるという事が前提とされている
  • 「早く出社すれば何とかなる」というアバウトな意識が必要
  • 周囲の目を気にせずに早く退社する事が必要
  • 「一度始めれば効果を実感する事ができて自然に習慣化される」が継続性の確保に対する答え

効果

  • 早朝出勤は周囲の評価が高くなる
  • 効率的にポイントを押さえた仕事ができるようになる
  • 退社後の時間を有効に利用できる

必要な要素

  • まずは始めてみる好奇心と勇気
  • 早朝に一人で起きられる事
  • 自己管理能力
  • 退社後の時間を何に使いたいかの明確な目的
仕事術
 期限を設定
 すぐにやる
 残業せずに前業

検証−結果

検証者

山下 敏也 / 神奈川県在住 32歳 / 食品メーカー営業職 / 部下なし

実行期間

3ヶ月ほど。現在進行中

最初にとりかかった時の印象

「朝が弱いのにできるかな?」
「これが仕事術?」
「かなり短絡的、楽観的だなぁ」

経緯・経過・結果

家族のために費やす時間を捻出するため何とか直帰を認めてもらって、代わりに早朝出勤が必要になった。
仕事や家庭をトータルで考えた際の優先順位を考えると、「嫁さんの手伝いをしなきゃ」となって、必要に迫られて始めた早出だった。
必要に迫られている訳だから、モチベーションの継続云々のレベルではなく実行していた。
そんな時に『残業はするな、前業をせよ!』っていうタイトルに惹かれて手にとってみた。
(子供と行った図書館だけど。買っていません。ごめんなさい。)

早朝出勤のススメ
  • 残業は非効率になるからするな
  • 早出出勤すれば始業時間というタイムリミットがあるし、朝なので頭の回転も早い。よって集中的に仕事ができる
  • まずは始めて効果を確かめろ

タイトルに惹かれて手に取ったけど、本の冒頭部分に少しだけエッセイのような感じで書いてあるだけだった。でも、すごく納得できた。
「ふんふん。そうそう。」って感じで読んだ事を覚えている。

感想

冷静に文字だけを読めばかなり乱暴で仕事術なんていえる程詳しく書いてある訳じゃないけど、必要に迫られてやっている自分にとってはすごく共感できた。
特に、「早朝出勤すれば後はなんとかなる」って記述には慎重な人なら呆れる部分だと思うけど、その通りだった。
追い詰められないと出来ないのは情けないけど、これも一種のタイムマネジメント法なのかと思う。

朝が弱いとか早い時間帯の退社が難しいとかは確かに個人差があると思し、自分の場合は必要に迫られてやっているから切迫感の違いの面で参考にならないかもしれないけど、是非やってみる事をお勧めしたい。
期限を設定」は上手くいかなかったけど、始業時間を動かし難い期限と思えば、デッドラインを設けることの効果が確認できた。

『必要は成功の絶対条件』

評価(実施者にとって/5段階)

★★★★★

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